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ハゲタカメディアのギズモード・ジャパン、ハゲタカ出版社を嗤う

他人が手間ひまかけて書いた記事に下手な翻訳や改変を加えてお金を稼いでいることで有名なギズモード・ジャパン。彼らが元ネタを尊重せず、どのように自分の手柄にしてしまうのか、良い例に巡りあったので記録しておきます。

今回の記事はこちら。彼らが「ハゲタカ出版社」と呼ぶ、質の低い論文の量産に加担する信用度の低い学術雑誌出版社と、そこに掲載された論文数の日本の大学別のデータに対する批判記事です。
www.gizmodo.jp

元ネタをちゃんと紹介して、誰が調査したものなのか、誰が先に紹介した話なのか、そのあたりを明らかにするのであれば、別にギズモード・ジャパンのようなメディアがあっても良いと思います。ただ、他人の作業を横取りして自分たちの金もうけにするのは、情報発信する媒体としてはまとめブログ並です。

このギズモードの記事の元ネタは Toshikazu Wada さんが Facebook 上に投稿されたデータ解析です。
www.facebook.com

この記事が srad.jp で取り上げられ、はてなブックマークでも 200 ブクマ以上集めました。
science.srad.jp

ただ、Wada さんの調査に一部不備があると srad.jp やはてなブックマークのコメントで指摘があり、それを再解析し直した記事を先日僕が書きました。
oxon.hatenablog.com

ギズモードの出しているグラフは恐らく彼らが自分で作ったものですが、元の数値は僕が集計したものです。しかし彼らは

じゃあ、日本国内の大学で一番寄稿数の多い所はどこだろう? とデータを抽出してランキングにした結果がこちら。

と書くのみで、「データを抽出してランキングにした」の主語がなんであるかは隠してしまいます。

この主語はもちろん僕で、また最初にそのアイデアを思いついたのは Wada さんで、僕がそれをやろうと思った動機は srad.jp の記事です。当然、僕の元記事にはちゃんとそのことが書いてあります。

しかしギズモードの記事には、↓こんなふうに一番最後にちょっとだけ僕の記事に触れるのみです。なんでしょうね、ギズモード・ジャパンというか高橋ミレイ氏はいったい。

source: Beall’s List, 宇宙線実験の覚え書き

(高橋ミレイ)

twitter.com

www.amazon.co.jp