Word/PDF 書類を Pages に変換してストレスなく入力する方法

この記事と中身はほぼ同一です。

せっかく Mac と Pages を使っているのに、書類作成の元ファイルが PDF や Word で配布なんてことがしょっちゅうあると思います。もしあなたが Mac 使いなら、Word や PDF は捨てて Pages で書類を書きましょう。Word の摩訶不思議な挙動に神経をすり減らすことなく、本文と図表の作成に専念できます *1

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

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レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫)

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以下、自分が普段使っている方法です。iWork の Pages のほうが MS Office の Word よりも使いやすいと感じる、優れた感性の持ち主ならば試してみる価値あり。Word で書類作成をして頭が変になりそうな知り合いがいたら、教えて上げて下さい。当然ですが、MS P 明朝や MS P ゴシックなんて使わないように。以下、学術振興会の申請書 (PDF 版) を参考に説明します。Word 書類の場合は、まず最初に、印刷メニューから PDF に変換しましょう。

  1. 学振のページから、「申請内容ファイル」の PDF 版を download する。
  2. Pages を起動し、テンプレートの「ワードプロセッサ」 > 「白紙」を選択して新規書類を作成する。
  3. 申請書の PDF を Preview.app で開き、Command + Shift + D を押して、ページの一覧表示にする。
  4. Pages の文書に、PDF のそれぞれのページを 1 枚ずつドラッグ & ドロップして、図として挿入する。
  5. Pages のページ中央に来るように、それぞれの PDF ページを位置調整して、Pages のページ数を、元の PDF と同じにする。
  6. 貼り付けた PDF のページをロックする (配置 > ロック)。
  7. 入力欄に合わせて、同じ大きさ、もしくは少し小さめのテキストボックスを作成する。
  8. 複数ページにわたる入力欄 (「研究目的」など) は、テキストボックスのリンク機能を使って接続する。

30 分もあれば、全ての作業が完了するはずです。Word から Pages に移行するだけで、十分にこの 30 分の手間は回収できます。仕上がりは、↓こんな感じ。

*1:Windows の Word は、もうちょっとマシ。とにかく Mac 版の MS Office はひどい。